福大のミリオタ

とある福岡大学戦史研会員のブログ

バルト三国が抱えるもの

今回はちょっと真面目な話

 

バルト三国といえば何を思いつくだろうか。私は何も思いつかない。

歴史好きならリトアニアポーランド王国とか、ミリオタならナルヴァの戦いでしょうか。

 

じゃあ今あそこらへんはどうなんでしょ?というと、民族対立があってます。

 

というのも、ソ連に併合されていた時代に多くのロシア系住民が入植してきたからです。

エストニアラトビアの20パーセントくらいはロシア系住民です。リトアニアは少ないけどそれでもロシア系住民はいる。

 

こうした民族間の対立が表面的になったのがエストニアの暴動事件です。

人口130万人のエストニアにおいて1000人ほどが暴動に参加。原因は政府がソ連兵士の像を撤去しようとしたからです。

ソ連から独立したのにもかかわらずこうしたモニュメントを置いているのはなかなか深い事情があるんですね。

 

またソ連に関係するものだけではないです。以前誰かがWWⅡのドイツ兵が描かれた碑を勝手に置きました。これを政府は他国との関係悪化を考慮して撤去しました。しかしこれが原因となり、当時の政権は支持されなくなりました。

 

他の例としてラトビアでは、帰化の条件としてラトビア語を話せるか等色々制約が多く、無国籍状態の人も一定数います。もちろんこれはロシア系住民の反感をかってます。

 

このような政治的・民族的な理由により、バルト三国ウクライナ内戦のような事態が起きないか三国は危惧しています。

 さらに近年ロシアはバルト三国の独立が違憲かどうかの審査をしてますし…

 

そういえば先日は米軍のF-35エストニアのamari基地に行ったことがニュースになってましたね。今後どうなることやら…(;´・ω・)